弁護士ドットコムの裁判官データベース
最近運用が開始され、弁護士の間では少し話題になっている弁護士ドットコムが運用を開始した「裁判官データベース」。
「裁判官をもっと身近に、司法をもっと身近に」という記載もあり、訴訟を取り扱う一弁護士としても興味本位に見てみました。
まだまだ、書き込みは少ないですが(サイトには、「ポジティブなものネガティブなものともに歓迎いたします。」との記載あり。)、実際に当たったことのある(現在係属中を含む。)裁判官の名前が複数ありました。
例えば、争点整理は強引だが記録をよく読んでいない、とか、心証開示後に真逆の判決を下し高裁で覆ったことがある等の書き込みがあれば、依頼者にどこまで共有するべきか悩ましい問題にもなりますし、依頼者との方針を決める際には無視できない要素となりそうです。
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