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相続放棄と積極財産の調査・見極め

 相続放棄を選択するか否かの判断の際には、消極財産の調査が問題となることが多いように思いますが、厳密には、積極財産と消極財産の多寡により最終的な判断をすることになります。

 問題となるものとして、被相続人死亡時に、発生すること自体が確実とはいえないものや、被相続人死亡時に金額が確定していないものが挙げられます。

 発生すること自体が確実とはいえないものとしてモラルリスクが疑われる死亡保険金、金額が確定していないものとして死亡事故の加害者に対する損害賠償請求権が挙げられます。

 そういう観点からは,相続放棄についても弁護士と相談しながら手続を進めることも有用だと思われます。

 熟慮期間の延長も利用しつつ、慎重な判断が求められることになります。