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訴訟代理人である弁護士が証人尋問において過失により証人を受傷させた行為について不法行為責任が認められた事例

 判例時報2293号70頁に掲載されています。

 判決では、証人尋問において、訴訟代理人の弁護士が書証綴りを回収する際に、証人尋問の対象であった本件訴訟の原告が書証綴りに顔を近づけたのと相まって書証綴りが右目に接触し、右角膜びらんの傷害を負ったものと認定されています。

 訴訟代理人の依頼者の本人、担当裁判官及び担当書記官に対する請求は棄却されています。