就業規則のチェックポイント
最近、就業規則の見直しの依頼が増えています。
改正なり変更を検討するべきさしあたりのチェックポイントとして多いのが以下の点です。
・ 事業所の実態に適合的か?
適合的でない場合には、実態に適合させるべき場合が多いと思います。
適合していない場合、当初からなのか、当初は実態に適合的だったが年月を経て齟齬が生じたのかについてもまず確認をします。
・ 有期の従業員、パートの従業員に適用される規程は整備されているか?
・ 特別休暇は多すぎないか、取得時期の定めは合理的か?
・ 休職の定めは合理的か?
・ 懲戒の定めは明確か?均衡はとれているか?
・ 最新の法改正は反映されているか?
変更が必要な場合には、手続きについても適宜アドバイスしています。
「不利益」か否か、というよりは、従業員によりよく理解してもらうためにどのようにするべきかについても検討しています。
全体通して、社会保険労務士の先生と意見交換しながら、十分に時間をかけて対応しています。
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