傍聴券が交付される裁判
多数の傍聴希望者が予想される裁判では,傍聴券が交付され,傍聴券のない方は傍聴をすることができません。
先日,たまたま傍聴券が交付される裁判が開廷される時間が空いたので参加してみました。
1 まず,傍聴券が交付される事件は裁判所のホームページに事前に案内がなされます。
例えば,開廷の1時間前に指定された場所に並んだ方に対し,くじを引くための番号の札が配られ,くじが当たった方のみに傍聴券が交付されます。
当たる確率を上げるため,マスコミがバイトを雇って動員することもあるようです。
2 法廷に入るときには,所持品検査と金属探知機による検査があります。
荷物は,裁判所に預ければ,中身までは確認されないようです。
3 開廷の数分前に裁判官が着席し,テレビの報道用に撮影をする時間が2分間設けられました。
この2分間は,裁判所職員が厳密に計っていました。
4 マスコミの方々は,第一報を知らせるため,出入りを繰り返していました。