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安田好弘弁護士のインタビュー(季刊刑事弁護84号)

 著名な刑事事件を数多く担当している安田好弘弁護士のインタビューが季刊刑事弁護の「この弁護士に聞く」のコーナーに掲載されています。

 インタビューは,安田弁護士が担当している和歌山カレー事件を軸に展開されていますが,安田弁護士の刑事事件に対するスタンスがよく分かる内容になっています。

 特に印象的なのが,「実験によって証拠を検証する」の項目の,「捜査官が行う犯行再現は,自白の裏づけのために行うもうのですし,自白の多くは捜査官の推論が反映されたものですから,疑うとか確かめるという視点がないんですね。ですからなおのこと,弁護人として犯行再現が必要となってきます。」というコメントです。

 また,事件を断る基準はあるかとの問いに対して,「基本的に断らない。よほどのことがない限り断らない・・・・・・というか,断れない。」「困ってるから依頼にみえるわけですから,「できません」て言うのは,それはきついですよ。」というコメントもされています。

 SFCGの事件でも弁護人をされていたようです。