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居眠りさせないために

 ビジネス法務11月号の特集のテーマは,「もう退屈とは言わせない!コンプライアンス研修」です。

 その中で,「居眠りさせない座学研修の作法」という記事が目に留まりました。

 ・ 睡眠不足になりがちな業務の繁忙期や疲れのたまる連休明けは避ける

 ・ 睡魔が襲う午後一番の時間帯は避ける

 ・ 講師の目が行きわたる規模にする

 ・ 社内に弁護士等の有資格者がいる場合には講師として活用する,あるいは,外部講師として招くことも効果的(『弁護士』という肩書が受講者を覚醒させるという効果が一定程度見られるとのことです。どんなに退屈なテーマの研修であっても,講師の力量次第で退屈さは緩和されるとの文脈で触れられています。)

等のある意味では当然の指摘がなされていますが,十分に考慮すべき事項と言えるでしょう。

 受講者が居眠りをしてしまっている場合の対応として,その受講者を指名したところで回答できるはずがなく,かえってその受講者を研修嫌いにしてしまう恐れがあることから,その受講生の周囲の受講者から指名をして自発的な目覚めを促すという手法が提案されています。