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法曹会の新刊

法曹会の新刊情報です(法曹会のHP)。

1 最高裁判所判例解説刑事篇(平成21年度版)

2 科学的証拠とこれを用いた裁判の在り方

3 本人訴訟に関する実証的研究

4 検察講義案(平成24年版)

5 司法研修所論集2012(122号)

 弁護士として参照する機会があると思われる上記1の紹介文には,「最高裁判所の調査官が判示事項,裁判の要旨等を摘示し,かつ,当該裁判について個人的意見に基づいて解説したものを集録したものです。」との記載があります。

 また,上記2の関連で,判例タイムズ1386号379頁の横浜地裁平成24年7月20日判決(殺人,強姦致死被告事件において,DNA型鑑定を唯一の証拠として被告人の犯人性を認定した事例)の検討もしておく必要があります。判例タイムズの解説コメントによると,「DNA型鑑定を唯一の証拠として犯人性を認定した裁判例は,公刊物では見当たらない」とのことです。