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堀江貴文著『刑務所わず。』(文藝春秋)

 堀江氏が,1年9か月の刑務所生活を実体験に基づいて刑務所の様子を赤裸々に書いています。

 帯には,「検閲なしで刑務所のすべてを大暴露!」とあります。

 一歩間違えればだれでも刑務所に行く可能性があるのだから,その心構えとして刑務所の実態を知っておくことに意味があると本書の意義を説明している部分もありますが,本書を読んで絶対に行きたくないという印象を持つ方も多くいると思いました。

 刑務所が抱える問題点が明らかになっており,参考になる内容です(刑務所内の上下関係,受刑者の高齢問題等)。

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 堀江氏に,面会に来ている人達も興味深かったです。