マルチタスクとスイッチタスク
クーリエ・ジャポン9月号に,仕事の生産性に関する興味深い記事がありました(20ページ以下)。
それによると,人は,一度に複数の作業をしているとより多くの仕事をこなしているように思いがちだが,実際のところは生産性は最高40パーセントも低下しおり,ある研究によると,メールや電話の対応で気が散ってしまうとIQが10ポイントも下がってしまうということらしいです。
以上のことから,実際に人が行っているのは,マルチタスク(複数の作業)ではなく,別の作業へ切り替えるスイッチタスクをしているだけで,しかもその都度,生産性はガタ落ちしていると結論付けられています。
日々の弁護士業務に生かせる内容だと思いました。
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