和田吉弘弁護士
法曹養成制度検討会議で孤軍奮闘された和田吉弘弁護士の意見書が公表されました。
本検討会議が上記の「意見の概要」のような形でのまとめにせざるを得なかったこと自体が一定の意味を持つ
という指摘は,重いですね。
和田弁護士は,東京大学法学部卒業後、同大学大学院法学政治学研究科修士課程(民事訴訟法専攻。同課程在学中に司法試験合格)、同研究科博士課程(同専攻)を経て、第42期として司法修習をされました。その後,明治学院大学法学部法律学科助教授等を経て、2001年4月から東京地方裁判所民事部裁判官に任官されました。2004年4月から青山学院大学大学院法務研究科(法科大学院)教授となり,現在は,弁護士登録をされています。
司法試験指導にも熱心で,民事訴訟法の旧司法試験論文過去問の解説をした著書を受験生の時に使っていました。
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