株主総会での動議の種類とその対応
動議には,議案の修正を求める実質的動議といわれるものと,運営・議事進行に関する手続き的動議と言われるものがあります。
議長が必ず議場に賛否を諮らなければならない動議として,
1 実質的動議(修正動議)
2 議長不信任動議
3 調査者選任動議
等が挙げられます。
議長が必要的動議を議場に諮らなかった場合には,株主総会決議が取り消される可能性が生じます。
したがって,株主から動議が提出された場合には,①必要的動議か否か,②適法な動議か否かを判断することが,まずは大事になります。弁護士からのアドバイスが有益な場面といえるでしょう。