健全な労使関係の構築に向けて
ジュリスト1438号に,菅野和夫先生のインタビューが掲載されています。
肩書きは,「中央労働委員会会長」となっています。
菅野先生と言えば,弁護士が労働事件を扱う際に常に参照する弘文堂・「労働法」の著者として大変有名な方です(最近扱った労働審判事件の担当裁判官も参照していました。)
同記事の締めくくりのやり取りが印象的です(以下引用)
『―最後に,無用な紛争を回避し,健全な労使関係を築くために,いちばん重要なことはなんですか。
菅野 企業と組合,経営者と労働者がよく話し合うことです。』
なお,同記事は,「TOP RUNNER」という連載で,今までに,竹崎最高裁長官,民事訴訟法学者の高橋宏志教授という弁護士業界,法曹業界では超有名人の方ばかりです。同連載に登場する方を予想するのも面白いかもしれません(次号は,商法の落合誠一教授です。個人的には,憲法の高橋和之教授や,刑法の西田典之教授あたりを予想しています。)。
同僚の弁護士と行きました。
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